ここからが本当のスタート

やっと真史&裕一朗のデビュー戦も終わって、これからが本格的な練習のスタートとなります。

とにかく2人は「お叱り」を受けてから試合当日までの期間はしっかりと頑張った。

練習と緊張が重なったために疲れもあったでしょうが、とにかくモチベーション高く続いていたのは見事です。

◆ リングチェック ~ ルール説明 ~ ウォームアップ

今回は2人で頑張り、2人で挑戦することとなりましたが、そのチームワークやエネルギーはこれからのキャリアに大きく影響するはずなので、プラスに活かせるように大事にしてほしいと思います。

なかなか今や小学生のうちからクラスがあってリングで戦う時代ではありますが、中学生のこの時期にキックボクシングに一生懸命になる事の意味を考えてもらいたい

結果だけを見れば真史のあっという間のストップで終わってしまったTKO負けや、グダグダながらなんとか勝った裕一朗の判定勝ちとスッキリしない一日でした。

でもリングでの戦いを経験し、これでやっとファイターとしての一歩目を出した事は大きな財産

直前の緊張の様子も忘れることなく、その緊張に打ち勝つように安定した心を練習で養ってもらいたいと思います。

いよいよ初めての試合のスタートです。
(以降は格闘技サイト調でお送りいたします)

 

 -46kg級 90秒×2R

 

水龍會の選手の中で唯一のサウスポーとなる石井真史。

石井は右手とサウスポーを利用した相手の前足を小刻みに蹴っていく作戦で試合に臨む。

しかし本来が右利きのため、ジムに入会してからのキャリアも浅い中で覚えたサウスポ^-の技術は相手のパンチのプレッシャーに押し潰されて発揮されるチャンスの無いままTKO負けに…。

動きの適応力などを考えても、中学生の中でも見事なセンスを見せる石井だけに、今回の敗戦をもっと上に行くためのキッカケだと思って今後の練習に励んでほしい。

 -54kg級 120秒×2R

 

ジムワークにおいても常に真面目に取り組む杉田裕一朗はボクシングテクニックの上達のペースには驚かされるモノがある。

しかし腰まわりの使い方に弱点があり、キックが混ざると上下のバランスが崩れていくのが惜しいところ…。

今回の試合に関してだけ言えば、「ジャブをコツコツと」や「上下に打ち分けて」なんて指示は全く無く、力は入れなくてもいいから連打で前に出るのみ。

1R目はデビュー戦での緊張もあってか、自分から前に出れずに完全にポイントを落とす。

2R目に入り、セコンドからも「カッコつけなくていいからとにかく手を出せ!」との指示にようやく反応し始める。

対戦相手ともお互いにヘッドギアがズレやすいといったトラブルもあってテンポの悪い試合となったが、そのヘッドギア問題が見方したのは杉田のほう。

一瞬のズレのチャンスを見逃さずにラッシュに出た杉田が見事にダウンを奪い、そのまま判定勝ち

もちろん本人としては納得のいく勝ち方ではないが、結果としてデビュー戦を勝利で飾った事は事実。

これからの課題も見つかり、また成長を楽しみにさせてくれる一人である。

今回の結果によってBOXING-WORKS 水龍會に所属する中学生戦士3人は全て試合を経験した事となりました。

 

結果ではなく、皆が口にするのは「もう一度同じ相手と試合をして勝ちたい」ということ。

 

そう (゚◇゚)ゞ

 

しっかりと復習してからステップアップをするといった心ができているのが大事なこと。

 

まだまだ成長していくでしょう

 

 

 

 

 

 

 

最後は記念にみんなでパチリ

                                                     (気合いの入った伶星はなぜか裸に…。)